先日敗退した本校は、悔しさを心に秘めながら、今日は補助員としていわぎんスタジアムに舞い戻ってきました。AピッチとBピッチの2つの会場を準備して、試合中はタンカやボールパーソンなどの仕事に懸命に取り組みました。
第1シードの盛岡商業は、前半に先制しましたが、後半に盛岡誠桜に逆転され、1-2で盛岡商業が敗退しました。
~3位の表彰を受けとる盛商~
第2シードの専大北上は、盛岡中央を後半終盤に突き放し、2-0で決勝進出を決めました。~3位の表彰を受けとる盛岡中央~
vs専北
試合の序盤は互いに相手の背後を狙う展開でしたが、試合が落ち着きだすとボールをつなぎ始めます。専北は右サイドからの崩しが多く、深い位置まで持ち込んで、クロスを上げてきます。その攻撃の中、14分に先制点を奪われます。ケガで10人になっているときでもあり、こちらは不運でもありました。しかし、17分には新川聖陽が右に流したボールから小野寺信幸がクロスが入り、戸來圭のヘディングシュートが生まれます。相手GKの正面でしたが、次第に攻撃のリズムを作り出します。ビルドアップでのミスからシュートを打たれ、また失点かと思われた場面では、齋藤瑛太がゴールラインまでカバーに入ってクリアします。前半は0-1で終了しましたが、後半は19分にFKから小野寺が左足で、21分には竹田桧都がボレーでゴールを狙います。ひいき目ですが、後半は盛附のペースで試合んでいたと思います。が、強度の高い試合だったためか、足をつる選手が続出、このまま試合終了かと思われた残り5分でした。CKから阿部恵人がヘディングでゴールを決め、同点に追いつきます。試合は延長戦へと突入、疲れが目立つ本校に対し、専北は投入されたFW金沢がハットトリック。はっきり明暗が分かれました。終わってみれば1-4と点差が開いてしまいましたが、これまで積み上げてきた盛附スタイルを存分に発揮できた試合でした。
3年生はこれで引退となりますが、優勝候補筆頭相手に互角のボール回しを展開し、土壇場に追いつく粘りを見せてくれました。感動をもたらす好ゲームを演じてくれ、心から感謝しています。正直もっとプレーする姿を見たかっただけに、本当に残念でなりませんが、3年間お疲れさまでした!