2025年11月15日土曜日

第60回県新人大会・準々決勝

vs専大北上 2-1 勝利


























 静かな立ち上がりのようにも思えましたが、局面においては互いがボールを保持しようと強い競り合いが繰り返されます。前半は風上に立った本校が、右サイドの藤井晴希と左サイドの柿崎陽星を起点にチャンスを伺う場面が現れます。次第にゴール前に迫りだしたかと思われた17分でした。GKから蹴り出されたボールが、背後に抜け出した新川聖陽に入ると、ペナルティエリアの外から右足を振り抜きます。鋭いシュートがネットに突き刺さり、幸先よく先制点を奪います。攻勢を強め、20分には米沢遊月がドリブルで持ち上がってから新川にボールが渡りますが、シュートはバーの上を越えてしまいます。追加点を奪えないでいると、26分。裏に抜け出され、GK佐々木玲治との1対1となりますが、佐々木が体を張って見事なシュートストップを見せ、同点を許しません。33分には2列目から飛び出した高橋諒次が決定機を得ますが、放ったシュートはゴール外のサイドネットを激しく揺らすに止まります。前半は1-0で終了しました。
 運命の後半は、相手チームが技術の高い選手をつぎ込んで、主導権を得ようとします。前半とは変わって、押し込まれる場面が続きます。しかし、2点目を手にしたのは本校でした。後半9分、小嶋翼颯がペナルティエリアで倒されPKを獲得すると、自らPKを蹴りこみ、2-0とリードを広げます。20分には新川がシュートチャンスを得ますが、CKに逃れられてしまいます。すると、23分。相手にサイドからクロスを入れて中で合わせられ失点、1点差に詰め詰め寄られます。試合終了間際にも決定機を作られ、あわや同点かと思われましたが、相手のシュートは大きく頭上に飛び、命拾いをします。試合はそのまま終了し、2-1でベスト4に進みました。
 選手権大会で敗れた相手、そして県内では一度も勝てていなかった唯一の相手、その専大北上から勝利をあげたことは何ともうれしい限りです。3年生が応援に来てくれたことも、この勝利につながったと思います。
 明日の試合は13時~、対戦相手は盛岡中央高校です。もう1つの準決勝のカードは、盛岡商業vs盛岡誠桜です。ベスト4すべてが盛岡勢となりました。覇権を手にするのは、盛大附属であることを信じています!

1 件のコメント:

  1. 初タイトル目指してまずは決勝進出‼️
    頑張れ盛附サッカー部⚽️

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