昨日関東遠征が終わり、今年の盛大付属高校サッカー部の活動が終了しました。この1年、思うような結果は残せなかったことは、大変残念でなりません。一方、夢を抱かせる選手たちが随所に好プレーを披露することができ、誇らしい気持ちが確かにあります。県内においては長年にわたって岩手県の高校サッカー界をけん引してきた盛商・遠野から勝利を挙げることができました。また、昨年度は岩手県で初のベスト4を手にし、東北大会初出場という輝かしい歴史を築いてくれましたが、その中心にいたのは紛れもなくいまの3年生だったと胸を張って言えます。この場をお借りしまして、改めて保護者および関係者の皆様に、感謝申し上げます。この1年、温かくご指導ご支援くださり、本当にありがとうございました。
日本サッカーの父と称されたデトマール・クラマーさんが「サッカーは少年を大人にし、大人を紳士にする」という名言を残したことは有名ですが、元日本代表監督のイビチャ・オシムさんは「サッカーは人生の縮図だ」と述べています。不確実性の高い足でのプレーが主となるためミスが多いところ、しかしながら起きたミスはチームでカバーし合えるところ、連動や連携によって1つにまとまりながらゴールを目指すところ…、その要素はいくつも挙げられます。だからこそ、人間性の高い方が有利であり、忍耐や我慢を体得している人が粘り強く取り組めるのだ思います。
盛附サッカー部は1月5日から始動します。6日からはフェスティバルが始まります。このブログもそれまでお休みしますが、2025年に盛附サッカー部に新たな歴史が刻まれることをご期待ください。どうぞよいお年をお迎えください。