今日はつなぎで、30分ハーフのゲームを3試合行いました。
1試合目は、右サイドの小山優心を中心に攻撃を強めます。高い位置から相手のボール回しにプレッシャーをかけ続け、7分に竹田桧都が奪ったボールをシュートに結びつけます。9分、戸來圭が力のこもったシュートを放ちます。17分には、安栗毅志がハーフウェイを越えるところまでドリブルで駆け上がりシュートまで持ち込みます。積極的にシュートを放つものの、枠を捉えきれずにいた20分でした。齋藤瑛太のスルーパスを受けた竹田がファーサイドにボールを蹴りこみ、1-0で前半を折り返します。
後半の立ち上がりは相手に攻め込まれます。大きなサイドチェンジから中にボールに放り込まれピンチとなりますが、シュートは打たせません。すると12分、安栗の相手背後へのパスに反応した阿部恵人が、相手ゴールのポストとワンツーをしながらシュートを決めます。すぐに続けて、小野寺信幸のスルーパスを受けた戸耒が決めます。16分に阿部から中に入れたボールを小野寺がゴールを挙げ、18分には佐々木奏空のパスを受けた小野寺が見事なターンを魅せながらさらに追加点を奪い、後半だけで4点を奪いました。
2試合目は、両チームともサイドを起点にゴールに迫ろうとしますが、決定的場面をなかなか作れずに時間が経過します。飲水あけの2分、左サイドから流れてきたボールを小野寺がゴールに突き刺し先制します。その2分後、また小野寺が決めます。直後に致命的なピンチを迎えましたが、山口颯汰が見事なカバーを見せ、失点を防ぎます。すると前半終了間際に、相手のクリアミスのボールを千葉夏希がゴールにぶち込み、3-0で前半を終えます。
後半は攻守に変化が生まれずにいた中、7分相手のバックパスををかっさらった戸耒が、相手GKを冷静にかわしてシュートを決めます。試合は膠着状態に入っていましたが、22分に相手のオウンゴールがあり、2-0で試合が終わりました。
3試合目は、お互い1年生同士の試合となりました。8分に黒岩龍成がスルーパスに反応し、トップスピードで抜け出すと相手はたまらずファールで止めます。直接FKを吉田翔和が蹴り入れると、高橋侑雅がヘディングシュートを決めます。13分に相手に鋭いシュートを放たれますがポストを叩き、25分に相手CKから打たれたシュートはバーに当たり、救われます。すると前半終了間際に、相手のバックパスを相手GKが触れずオウンゴールとなり、2-0で前半が終了します。
後半は形勢が逆転します。11分に相手に決められ失点。24分にはサイドを崩され同点に追いつかれてしまいます。直後に、ゴール前に抜け出され、GKとの1対1となりますが、小野寺新がビッグセーブを見せ、逆転を許しません。3試合目は2-2の引き分けに終わりましたが、センターバックを務めた山形悠真と佐々木晃祐が粘り強い守備を見せたり、笠井渉翔が左サイドを突破してクロスをあげたり、谷口諒多が試合の流れを読みながら見事なインターセプトをみせたりと、収穫のある試合となりました。