昨日、盛岡市民文化ホール(マリオス)にて古典芸能「和泉元彌の狂言ライブ」(笑う猫)が開催され、全校で鑑賞しました。最後はワークショップとして、姿勢の正し方や挨拶の仕方「さらばさらば」をみんなで体験しました。
楽しい内容でしたが、最後のあいさつで述べられたことが印象に残りました。
「その人にできること、その人にしかできないことがある。覚悟をもって取り組めば道は拓ける。感覚やセンスというのは生まれつきのように思われるが、経験や修行で身に付けられる。みなさんも100%でやることで、見つけられることがある。」
「師匠からは『狂言に対してはいつまでも素直でいなさい』と言われた。伝統芸能は型を厳しく守っているが、目に見えない心も受け継がねばならない。そのためには何事にも素直でいることが大切。褒められることと叱られることは、その人に興味があるから言われるのであって同じ価値がある。みなさんも、ぜひそういう声に素直に耳を傾けて欲しい。」
高校生のみなさんは最後のあいさつをどう受け止めたでしょうか?
1歳のときから稽古に励み、3歳から舞台に立ったプロの言葉、胸に突き刺さりました。「全力でサッカーに打ち込んで感覚やセンスを磨きあげ、周りの声に素直に耳を傾けて多くのことを吸収し成長する」チームであってほしいと、心から願います。
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