ロッカールームでメンバーが発表されました。ミーティングのあと、ウォーミングアップが始まりました。
小山優心の遠目からのシュートが飛び出しますが、追加点には至りません。
前半は、戸來圭の攻守にわたる活躍や佐々木奏空の相手エースを封じ込めるディフェンスなどがあり、ピンチらしいピンチはなく終了しました。
風下になった後半18分でした。こちらのCKをやり切れずにいると一気にカウンターを食らいます。相手FWが抜け出したところを倒してしまい、一発レッド。そこから10人での戦いを強いられました。
風下の上に10人、困難な状況でしたが、相手シュートがバーを叩くなど助けられます。
22分には反撃、CKから小野寺信幸のシュートが飛び出しますが、こちらはポストを叩きます。
このまま試合終了かと思われた、アディショナルタイムでした。CKからついに同点とされ、試合は延長に入ります。
すると延長前半にまたもやCKから追加点を奪われ、1-2と逆転されてしまいます。10人となった本校にはチャンスらしいチャンスが生まれません。
このまま試合終了かと思われた最後にCKのせっとプレーがあり、齋藤瑛太が押し込みます。10人でもぎ取った同点ゴールがスタンドが揺れました。
その後、試合はPK選へと突入。10人での逆転劇を誰もが信じて疑いませんでしたが、こちらが2人失敗したのに対し、向こうは全員がきっちりゴールを決め、悔しい敗戦となりました。ベスト8にとどまってしまい残念でなりませんが、選手権で借りを返せるように再スタートを切りましょう!