2025年6月12日木曜日

名プレイヤーに学ぶ

 UEFAチャンピオンズリーグ決勝、インテル相手に5-0と圧勝したパリ・サンジェルマン。UEFAネーションズリーグ、PKの末スペインの連覇を止めて優勝したポルトガル。どちらのチームでも、中盤で活躍した選手がこの人でした。

 まずボールを引き出す運動量がすばらしく、ボールに絡む動きに長けています。またボールを受けると常に前に運び、広い視野でチャンスメイクに携わります。そしてスルーパスだけでなく、自分でもゴールを決められます。試合展開に応じてプレーでき、守備での貢献度も高く、まさにチームの心臓と言える働きでした。アシストやゴール数、圧倒的なドリブルなどに観客は目を奪われがちですが、この人が中盤にいたからこそ、もたらされた2つの優勝ではなかったでしょうか…。もちろん、ヌーノ・メンデスやジョアン・ネベスの2人も似たような活躍を見せましたし、サッカーは1人でできるスポーツではありませんから、チームとして戦術や成熟度を抜きにして話すことではないのは承知の上ですが…。
 見事なゴールを挙げてチームを勝利に導く人が受賞しがちなパロンドールですが、個人的には彼に授けても良いのではないかと思ってしまうほどの活躍ぶりでした。

 さて、Standard岩手の原稿依頼がありました。今度の8月増刊号(2025年7月31日発売予定)は、全部員分の購入をする予定です。
 本校の今回の注目選手は、齋藤瑛太となります。選手紹介は「視野が広く、どんな場面でもチームが求めているプレーができる逸材である。攻守にわたって貢献度が高く、どのポジションも任せられるユーティリティープレーヤーであるため、このチームに欠かせない存在となっている」の予定ですが、ヴィティーニャに似ているような…!?さすがにそれは言いすぎでしょうか…!?
 いずれにせよ、発売をお楽しみに!

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