遠征最終日の今日は、山形市に移動するため5時起床、6時出発というハードスケジュールとなりました。
2年前に創部以来初めて全国高校サッカー選手権大会に出場し、一気に強豪校にのし上がってきた山形明正高校。遠征最終日に長時間の移動が重なり疲労は蓄積していましたが、45分の試合を4本行いました。
後ろから丁寧にボールをつなぎ、中盤ではパスやドリブルで相手をはがしながら裏へ抜け出す選手へスルーパスを通そうとするスタイルは完成度が高く、こちらはボールを思い通りに運べません。それでも安栗毅志から戸來圭へとボールが渡り、クロスを上げるなど攻撃の糸口をつかもうとします。しかし、9分。本校CBのクリアボールが味方DFに当たり、そのボールをさらわれて失点してしまいます。39分には自陣深く攻め込まれ、一度はボールを奪うものの取り返され、シュートを決められます。44分、相手陣内でFKを手にしますが、やり切れずにいるとカウンターを食らい、3点目を失います。終了間際には、相手GKから出たボールを阿部恵人がカットして、シュートを放ちますが決められずに前半が終了します。 後半キックオフから小嶋翼颯が相手GKが倒されPKを獲得、小嶋が1点を返します。4分にはサイドを崩されシュートを打たれますが、GK松川和生が一度は防ぎます。が、7分に今度は逆サイドを崩され失点、23分には相手FWに左足で技ありのシュートを決められます。28分、CKからチャンスをつかみ、蛇口蒼冬が前線にボールを蹴りこむと新川聖陽がシュートを放ちますが、ゴール右側に外れていきます。36分には小野寺信幸がタイミングよくシュートを打ちますが、枠を捉えられません。41分に失点を重ねてしまい、1-7の大敗を喫しました。
3本目は、萬悠人のオープニングシュートで幕が開きます。高橋諒次が積極的にボールに絡み、冠木陽斗が体を張ってボールを収めますが、シュートまで持ち込めません。GKアンディのゴールキックから山口颯汰がヘディングでスペースに抜け出しますが、ボールはエンドラインを割ります。12分に均衡を破られ、失点してしまうと、両サイドを面白いように何度も崩され、相手に得点を許し続けます。終わってみれば45分のうちに6失点、0-6で終わってしまいました。
4本目は新入生を中心にチームを組みました。試合序盤にピンチを迎えますが、小池勇心がスライディングでブロック、チームを盛り立てます。15分、山形悠真のクロスから決定機が生まれますが、FWがボールを触れません。26分には笠井渉翔がヘディングで相手ゴール前にボールを送ると、走りこんできた柿崎陽星がチャンスをつかみますが、シュートに至りません。その直後でした。自陣ゴール前でドリブルしたボールを奪われ、先制されます。地力で勝る相手が勢いに乗って攻め込んできましたが、西井元清が体を張って守り抜きます。得点はできませんでしたが、引き締まった好ゲームとなりました。
帰りのバスでは遠征の締めとして、カラオケ大会やラップバトルが開催されていました。明日はオフとなりますので、まず体をゆっくり休ませてください!
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