東北高校サッカー選手権大会の決勝戦が、本日ユアテックスタジアムで行われました。組み合わせは、なんと岩手県大会決勝戦の再現となりました。
気温が上がりだした週末・金曜日から1日1試合のペースで大会が進み、今日が4試合目の両チームにとって肉体的にも厳しい状態だったようです。初めにチャンスを作ったのは、遠野高校でした。放ったシュートがポストの脇を流れていきます。次第に専大北上高校が押し込む時間を作り出しますが、なかなかシュートには至りません。後半に入ると次第にオープンな展開になり、どちらにも決定機が訪れますが、両チームとも決勝まで駆け上がってきただけあって、体を張る気合がこもったディフェンスでゴールを割らせません。結局試合は延長に入ります。
熱い試合は、延長戦でも決着がつかず、PK戦へと突入します。はじめに遠野が1人ゴールを外したが、逆に専北は1本止められ、4‐4のままサドンデスへ。キッカーが9人目に入るまでどちらも外しません。しかしながら、先行の遠野が10人目をきっちり決めたのに対し、専北の10人目がキーパーに止められ、試合終了。結局9‐8で遠野が連覇を達成しました。
岩手県勢で東北大会の決勝を戦うという、これまで見られなかった光景が、あのユアテックスタジアムを会場で披露されたことは、非常にうれしい限りです。同時に、この両校のどちらか、組み合わせによってはどちらも撃破しなくては、全国の道が切り開かれないということを改めて認識しなくてはなりません。並々ならぬ決意と断固たる意志を固めましょう!
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