県リーグD1第4節

本校　３－２　盛岡市立　勝利《得点者》小嶋翔月・竹田桧都・福田和起

　強風が吹く風下のサイドに立った前半、距離感が悪く、得意のボール保持ができません。すると24分に相手側から左サイドを崩され、ファーにボールが上がるとヘディングで先制点を奪われます。その後もボールを蹴り込まれ苦しい展開の中、43分にはボール処理のミスから失点してしまい、追加点を献上します。前半はシュート2本が象徴するように、自分たちのリズムを作り出せないままにハーフタイムにはいります。

　奮起の後半も点数を取れないまま、時間だけが経過します。残り15分でした。ペナルティエリア右でFKを獲得すると、10番小嶋が狙いすましたキックでファーサイドに蹴り込み、やっと反撃に入ります。その後、途中出場した2年生2人が仕事をします。20番齋藤瑛太のスルーパスに抜け出した左サイドの19番竹田が1人交わし、落ち着いてゴールを決め、2-2の同点とします。そして残り10分を切った35分、7番福田がドリブルで仕掛けファールを貰い、PKを獲得。自ら落ち着いて左に蹴り込み逆転。その後、集中した守りで、3-2と逆転勝利を収めました。

　今日の逆転勝利の大きな要因は、ハーフタイムにありました。うまく行かない展開を自分たちで話し合い、修正すべきところを自分たちで出し合って、後半に臨もうとする姿が見られました！これまでにはない、選手たちの成長が感じられる一幕でした。